どうも、正直な不動産屋さくらまるです。
マイホームを購入するかしないかをはじめ、どんなものを購入していいのか等、本当に色々と悩みますよね。
今回の記事では、不動産業界歴20年現役不動産屋の観点から、マイホーム購入で悩んでいる人がとりあえず知っておくべきメリット・デメリットをお伝えします。
この記事をご覧頂くと、マイホームを購入するか今現在悩んでいる人、将来的に購入しようか悩んでいる人に役立つ情報になるかと思います。
メリット・デメリットを理解しつつ、物件を選んでいくと、また違った視点で見られると思います。
それに周りの声、担当不動産屋の声等にも自分の意見を持って聞くことができると思います。
ちなみに色々とメリットはありますが、一番のメリットは「生命保険の代わりになる」ということです。
そこら辺は詳しく書いております。
一人でも多くの人の役に立てればと思いますので、最後までご覧頂ければと思います。
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目次
マイホームを購入するメリット
資産を作れる
やっぱり何と言ってもマイホームは資産です。不動の財産、不動産です。
それが今の時代こんなに購入しやすい時代になり、資産が気軽に手に入るようになりました。
もちろん資産になる家、中には資産とは言いにくい家があります。
資産になる家を購入しましょうね。
信用力が増す
マイホームを持つと信用力が増します。
周りの人からの信用もそうですが、金融機関等からの信用が増します。
マイホームを担保にすればお金も借りられます。「お金を借りるなんて」と思う人もいるかと思いますが、信用がない人には誰もお金を貸してくれません。借りられる選択肢があるというのは、いいことですよね。
賃貸物件より建物の質が高い
基本的に売買物件は、賃貸物件に比べて、建物の外観、内装設備、内装の質が高いです。
各住宅設備メーカーがどんどん新しく質の高い設備を出していて、まずは住宅を建てる住宅メーカー、工務店等に卸すからです。
やはり高額な売買物件でグレード(質)を上げるというのはセオリーとなり、賃貸物件と比べて快適にかつ見栄えのする家に住めます。
もちろん賃貸物件もグレードの高い部屋は増えてきましたね。ただ、一部屋ごとの建築コストを考えるとどうしても家賃が高くなってしまいます。
間取り等の自由がきく
自分の家なので、建築基準法、関係法令を守れば基本的には自由です。
新築で設計に携わらなくても、中古物件でもリフォームはいくらでもできます。
賃貸物件だと部屋に合わせて生活スタイルを決めるという感じですよね。
それに壁にピンを刺すことですら躊躇してしまいますよね・・・
全部が叶うわけではありませんが、生活スタイルに合わせて家を手直ししても良いのではないでしょうか。
家賃より支払いが安い
同じ平米数、間取り、築年数等同条件で見た場合、購入した方が月々の支払いは安くなります。
逆に言うと、同じ支払い額で見ると結構条件が良くなります。
しかも賃貸の家賃は掛け捨て、購入の支払いは資産への貯蓄となります。
加えて今や言わずと知れた低金利の時代。
住宅ローン 0.31% からあります。フラット35の35年固定でさえ1.33%です。
金融機関の儲けなんてありませんね。どこの金融機関も金利を下げて抱え込みに必死です。
次に書く住宅ローン控除が借り入れの1%戻りますから、借りれば借りる程(上限4,000万円)ペイしちゃう計算になります。
税制優遇が充実している
住宅を購入すると色々な税制優遇があります。
国がマイホームを持つことを手助けしているからです。
税制優遇の話はまた別の機会にお伝えしますが、
住宅ローン控除、すまい給付金、グリーン住宅エコポイント制度、住宅取得等資金贈与の特例、不動産取得税の軽減、固定資産税・都市計画税の特例、登録免許税の軽減、等が主な税制優遇となります。
中でも住宅ローン控除は10年に渡り、住宅ローン年末借り入れ残高の最大10%が戻ってきますので、すごくお得です。
(もちろん条件はありますが適用のハードルは高くありません。)
税制優遇も時限立法(期限付きの制度)となりますが、期限が切れる頃には再度新たに延長、改正した減税がされています。
生命保険の代わりになる
住宅ローンを組むと、一般的に団体信用生命保険(団信)に加入しなくてはなりません。 ローンを組んだ人が死亡、もしくは重度障害(団信の種類にもよる)になった場合、住宅ローンの残債が0になります。中にはガンと宣告されたら0になる保険もあります。 例として、住宅ローンを4,000万円組んだけど5年後不慮の事故で亡くなってしまった。 残債はまだまだ残っていて、残された遺族の方は路頭に迷う・・・ということがないのです。 これって、ある意味一番のメリットですよね。 私はこう思います。 自分の人生が終わるとき、大切な家族に何かを残したい。残された家族は家さえあれば何とか食べていけるだろう。 残債がなくなった家を売って現金化してもいい。 自分が亡くなっても大丈夫と少しは安心できます。 まぁ言うまでもなく、人生それだけでは無いですが。 でも、それでも、一つ安心材料ができるんです。 これって、大切なことだと思います。 生命保険で死亡保障を何千万とつけたら、月々の支払額は高いですよね。半端じゃないです。 それが基本の団信の保険料は借り入れの金利の中に含まれているんです。 別途保険料はかかりません。(オプションを除く) ここが私はすごくメリットに感じます。
マイホームを購入するデメリット
長期間支払っていけるか心配
住宅ローンは35年間が一般的です。35年後みなさんはいくつですか。 私も35年後を考えるとぞっとします。ご心配する気持ちは重々わかります。 ただ、今の生活、賃貸で住んでいても35年間、それよりもっと長い間家賃を払い続けないといけません。 賃貸で住んでいると歳を重ねるに連れ、住む部屋がなくなります。 借りる部屋の大家さんが年寄りの入居を嫌がるからです。(入居審査で断られます。) 実際のところ、お年寄りが入居すると他に移るところがなく、その部屋で生涯を終えます。 最近では孤独死なんていうのも増えてきました。 そうなると不動産の価値が下がりますし、気分的にも良くないので大家さん側からしたら、当然生まれる感情かと思います。 話は戻りますが、もし払えなくなったら、売ればいいんです。貸せばいいんです。 その為に資産性のある家を選ぶことは重要ですね。 そこはまた改めて記事にさせて頂きます。 とにかく選択肢はありますので、安心してください。と私は思います。
大地震が起きたらどうしよう
日本は地震大国。地震の心配はどうしても拭えないですよね。
地震を心配していない人はいないかと思います。
色々と想定をするときりがありませんが、
「家が倒壊してしまい、家に住めないのに住宅ローンが残ってしまった。」
これが一番心配なんじゃないかと思います。
一概に大丈夫と言えませんが、こんな救済措置もあるんですよ。
金融庁『自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン』(自然災害ガイドライン)
自然災害ガイドラインは自己破産等と比べてメリットがあるとされていて、
①ブラックリストに載らない。
②最大500万円の現金と最大250万円の家財保険金の他、災害弔慰金や義援金等を手元に残すことができる。
③原則として保証人への支払い請求がされない。
とされています。
それに前述した通り、購入したマイホームは、賃貸に比べグレードが高いです。(はずです。)
日本の住宅メーカーは耐震に関しても年々進歩しています。
とは言え、もしも倒壊してしまったら、
その時は、とりあえず自分の土地に少し立派なテントでも建てて暮らしましょう。
未曽有の有事ですから。
自分及び家族がいる場所がある。それだけでも安らげるものだと思います。
賃貸で倒壊して住む場所もなく追い出されたら、行く場所は避難所か親戚の元しかありません。
ここでも選択肢が増えるのはマイホームがある場合ですね。
まとめ
以上、メリット・デメリットをお伝えさせて頂きました。 私は、マイホームを購入することに賛成です。 不動産は人生最大の買い物かと思いますので、悩む気持ちはすごくよくわかります。 ただ、人生に一度かわかりません。 若いころに買えば買うほど、ニ度、三度、四度と不動産を買うかも知れません。 それだけ買うのも売るのも簡単な時代になりましたね。 だからこそ、そんな中でも価値のある資産性の高いマイホームを選んで頂ければと思います。 私の書いた記事で参考になる部分があれば幸いです。 ここまで読んで頂いた方には大変感謝をしております。 本当にありがとうござまいた。 また不動産に関して色々と発信させて頂きますので、今後とも宜しくお願いします。【前編】資産性の高い戸建てを買うポイント!現役不動産屋が解説! どうも、正直な不動産屋さくらまるです。 今回の記事では、不動産歴20年現役不動産屋の観点から、資産性に特化して重要視するポイント等を...【前編】資産性の高いマンションを買うポイント!現役不動産屋が解説!資産性のあるマンションとはどういうマンションか知りたくないですか?本記事ではマンションの資産性について不動産屋の観点からご説明しています。資産性で物件を選びたい方、物件選びに悩んでいる方はぜひご覧頂ければと思います。...
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